受験×勉強×塾

初めまして!学習塾の中で教育に携わる「現役塾講師」の一人として、受験関係の話を中心に、塾の先生としてのあり方や良い塾の選び方、また勉強の方法などを日々考えています。自分にとっての戒めにもして日々精進…!記事タイトルの「」は塾業界等、『』は塾のリアルについて書いています。

「やる気スイッチ」×「今からの中学受験」×「お金の意味と希望と絶望」

今日は、人から聞いた話で、

なるほどなぁと思った話をご紹介。

 

人にはやる気スイッチが3つある。

 

大きな夢を叶える「希望」

「絶望」な今を変えたいという思い

お金や異性等に対する「欲望」

 

これらが一人ひとりのやる気を引き出す原動力となり得ると。

どれがトリガーになるかは分からない。

だけど誰にでもあるはずのスイッチ。

 

確かに…と思ってしまった。

 

僕の好きな歌に「億万笑者」という歌がある。

そしてその歌詞に、

「明日に希望を持ったものだけに絶望があるんだ」というものがある。

「希望」がなければ「絶望」はないし、「絶望」があるから「希望」もある。

「希望」を持ちたいという「欲望」があるから「絶望」も増える。

相反するものであるからこそ、

どれもが互いに原動力になるということだと思う。

 

その中でお金って人が作り出したもので特殊なものに思える。

では何のために必要なのか。

この答えは昔見た漫画に載っていた。

 

「お金は、お金よりも大切なものを守るためにある」

 

ということなのだ。

だからお金を得ようと皆努力し、

お金を得た人はお金を使って違うものを手にする。

人の気持ちとか寿命とか、お金で買えないものはあるかもしれない。

だけどお金を使うことでたくさんのものを手にすることができる。

この「欲望」を求めた「やる気スイッチ」は確かに存在すると思う。

 

 

結局のところ人間は感情を持った生き物だから、

「感情」一つ一つが「やる気スイッチ」なのだと思う。

その中で「希望」「絶望」「欲望」が最も大きいということ。

もっと細かい枝葉に目を向ければ、

「楽しさ」とか「劣等感」とか「優越感」とか、

どれもが使い方によってトリガーになり得るということである。

 

それを知っていれば、

目の前でうまくいかず悩んでいる人に対して、

やる気を引き出すことができるのかもしれないと思った。

どの状態からでも逆転だできるという、

実に希望に満ち溢れた話だと思う。

 

 

さて。

もう一つは今日受けた質問。

今日は中学受験を6年生の今からすることについて質問された。

今行っている学校での人間関係に不安を覚えたため、というところで、

学校のテストでも真ん中くらいで果たして受験はできるのか。

 

結論。

「学校のレベルを調整すれば可能」だと思う。

ただし受ける学校をとにかく絞ることは必要。

国語は「読解」の練習と「漢字」をとにかくやり、

算数は「ベストチェック」と「計算」をやりまくる。

 

これで冬までには何とか戦えるようになる。

国語の語句系は学校によっては出るので、対策が必要だし、

算数は単元いくつかはスルーしても良い。

そうすれば50%くらいは取れるようになり得る。

それでも受かる学校はある。

ただし本気でやらないといけない。

 

今から中学受験をするという選択が、

正しいのかどうかは分からないが、

「絶望」な状況を変え、夢を求めた「希望」を持ちたいという「欲望」があるのなら、

それはやる気になる条件は揃っている。

だったら歩み始めるのを僕は進めたい。

茨の道の方が辛い分、達成感もある。

そして、できることなら「道中丸ごと楽しんでみて」欲しい。

 

今日はいろんな名言を集めた雑談でした。

明日も頑張ろう。

ありがとうございました。