受験×勉強×塾

初めまして!学習塾の中で教育に携わる一人として受験関係を中心に、色々考えていきたいと思います。よろしくお願い致します!

「塾の体験授業」×「塾側の3つのポイント」×「生徒側の2つのポイント」

今日は「体験授業」に関する話。

 

僕自身、個別や集団など様々な形で、

小学生〜高校生まで色んな生徒を相手に体験授業というものをしてきた。

担任として、あるいは個別の取りまとめ役として、

自分が授業をせず他の先生に授業をしてもらって、

その後の面談だけを自分が行う形もやってきた。

 

塾の先生には、

「問い合わせから体験に繋げた率」「問い合わせ・体験からの入塾率」「入塾者数」

などのノルマというか気にしないといけない数字があるため、

この「体験授業」というものはとにかく大切だ。

上手い先生もいればそうでない先生もいる。

授業スキルやトークスキルはもちろん大事だし、運も大きく絡んでいると思う。

 

僕はこの「入塾率」は2年連続トップを取った。

資料問い合わせから大体7割前後の生徒が入室し、

他の先生より2〜3割はその割合が高かった。

理由はなんだろうと思ったことがあって、

周りの先生だったり、実際に入室を決めてくださった保護者の方だったり、

生徒だったりに聞いてみた一部。

 

先生側。

「◯◯先生(僕)はあの保護者知り合いなの?ってくらい楽しそうな面談をする」

「子どもの表情が来た時と変わっている」

保護者側。

「対応が丁寧だった」

「なんか安心感があった・ついていけば大丈夫そうと思えた」

「上から目線でなく話をしっかり聞いてくれた」

「子どものことをよく理解してくれ、見てくれていた」

生徒側。

「楽しかった」「時間が早く感じた」

「分かりやすかった」「わからないところが初めて理解できた」

「他の塾の先生となんか違う」

 

とまぁこんな話をいただいた。

まとめてみると。

 ①生徒・保護者目線で丁寧な対応をすることでの「傾聴と共感」

 ②提案力と生徒の特徴を捉えることでの「安心感と信頼感」

 ③きちんとした授業力と対応の仕方による「雰囲気と距離感」

この辺りを大切にしているということだと思う。

特に雰囲気と距離感の掴み方は大事。

これを間違えなければ生徒からの信頼は得られるのではないかなと思う。

あとは、一人ひとりどこに興味を持つかは違うのだから、

色んな角度からの話を用意しておき、

表情を元に相手の望む話をきちんとしていくことが塾側としては必要ということ。

 

 

逆に言えば、

こういうことをちゃんと考えているかどうかを「体験授業」では見極めることが必要。

わざわざ体験授業用のクラスを作る塾もあるし、

その時だけ良い先生をあてる塾もある。

「普段の様子」を知りたければ面談や口コミできちんと聞くことが大切だ。

 

お互い人間なのだから、話していればボロは出るはず。

後はどうしても入れようと思えば思うほど余裕はなくなり、

塾側も押し売りをしてくるようになる。

何度も電話をして催促したり。

出来ればもっと余裕がある塾の方が良いのかなとも思う。

 

お互いにとって良い出会いになれば入塾。

後は最初に言った話をちゃんと守ってくれてれば、

その塾を信じて良いと思う。

だんだんと適当になっていくのなら、それは入塾用のトークだったということだから、

早めに転塾をした方が良い。

そうならないよう、塾側は常に一人ひとりに真摯に向き合わないといけない。

もし退塾生が出てしまったら何が悪かったのかきちんと考え、

反省と早めの対策をする。

それができないのなら生徒を見る資格はないということだ。

「サイン」に気付くようになって安心して塾に通える環境を整えたい。

 

 

ただまぁこんな書き方をしたが、

実際のところ、

塾の先生側だってどんな生徒かわからないし、めちゃめちゃ緊張はしている。

2週間の体験だったとしても、

「第一印象」の持つ力が大きすぎるので、1回勝負なのだ。

そこで悪い印象を持たれれば相当きつい。

だから体験生がいるときはいつも以上に本気で挑む。

結果、2割増しくらいで楽しくやったり、言葉遣いに気を使ったりして、

内部生から「なんかいつもより優しい」と言われるのは塾先生あるあるだと思う。

 

 

体験生が来て思ったことでした。何かの役に立てば幸いです。

僕も頑張ろう。

ありがとうございました。

「受験応援とコロナ」×「なくなる風物詩」×「だからこそ」

「2021年度中学入試」であの光景がなくなる…?

 

毎年風物詩となっている「受験応援」

受験校の前でお世話になった先生が自分のために応援に来てくれる。

どの塾も総力を上げて。

本当にたくさんの人が列を作る。

 

ある受験生は少し勇気をもらい、

ある受験生は不安が消え笑顔が生まれ、

ある受験生は好きな先生がいなくて悲しみ、

ある受験生は逆にプレッシャーを感じ、

ある受験生は…

 

毎年たくさんのドラマがそこで生まれている。

合格と直接関係あるのかどうかは数値には現れないけど、

僕個人としてはとても大きな力がそこにはあると思う。

受験はメンタルの勝負の部分もあるから。

自分自身が受験した時には、尊敬していた先生を見つけうれしく思ったし、

気合もかなり入った。

 

だから逆の立場になってからは、

僕は「笑わせる」ことを意識して、頑張った生徒の応援に行くようにした。

朝はめちゃめちゃ早く、

集合時間の1時間半〜2時間前くらいからずっと待つ。

寒くても待つ。

たった10秒ちょっとのためだけど。

最後の最後にできるのはそれくらいしかないし、

少しでも力になってあげたいと思うのは当然。

毎日遅くまで合格発表の電話を待っていて、また翌朝早起きをする。

12時まで塾にいて5時には次の日に家を出る。

そんな生活。

だから会えなかったときは本当にがっかりしたりもする。

でもその分、会えて喜んでもらえて、

表情が柔らかくなったところを見ると意味があったと思える。

去年写真を一緒に撮りたいと言われた時には悩んだけれども。

 

 

そんな風物詩が今年のコロナでどうなるか。

 

豊島岡・渋谷渋谷・芝・逗子開成・ドルトン・頌栄などは応援自粛を促う予定で、

海城・法政二國學院久我山・江戸川取手・浅野などは人数制限等を検討する予定。

一方で聖光・芝柏・鎌倉学園・青山学院横浜英和・法政・十文字などは制限なしの予定。

 

こんなのはあくまで現状なわけで、

もう少し受験が近付けばどんどん自粛の方向に向かう学校が増えるだろう。

学校の敷地が広くて密にならない場合は大丈夫としている学校もあるみたいだけど、

元々道を塞いだり、

近隣の方には悪い印象もあったはずだから、

コロナの影響があるのなら応援は難しいものになると思う。

みんながしっかりルールを守れれば良いのだけど、

そんな人ばかりでなく熱くなる人も多い業界。

駅まで応援に行くとかそういう抜け道をうまく見つけていくのだろうなと思う。

あとは行けるところに集中して「密」になったり。

この辺りは自分含め本当に反省だと思う。

ちゃんと受験生のことと社会的な部分を考えないといけない。

 

 

さらには保護者の待機場所。

「今年は設けない」とする学校が意外と多くなりそうだ。

現状でも、豊島岡・渋谷渋谷・海城・頌栄・八雲・目黒日大などはその予定だ。

どこで待っているべきか、保護者の戦略も大切になりそう。

また出題範囲も調整の動きがあるとのこと。

上位校にはあまり関係ないだろうが、

6年生後半の問題が少し減ったり、基本問題が多くなる傾向にあるらしい。

 

 

この辺りからわかることは、

 

「行きたい学校の情報を集め、募集要項をしっかり読みましょう」

 

ということ。

コロナ禍での受験なのだから、いつもとは違うのは受け入れるしかない。

その上での「戦略」を練ることが大切。

行きたい学校なら尚更。

受験応援も自粛の方向になる。

「塾との付き合い方」を違った面から、考える機会になるかもしれないですね。

塾側もきちんと社会に合わせた形でやっていく人が増えればと思う。

 

できることを一つ一つやろう。

ありがとうございました。

「中学受験は課金ゲーム」×「塾の課金要素とガチャ」×「★5の先生」

「中学受験は課金ゲーム」

 

2月の勝者の第2巻で出てきた言葉。

本当に言い得て妙だなと最近改めて思う。

これは中学受験だけではないのは間違いないけれど。

 

 

例えば日能研に通っていて、

ユリウスや家庭教師でサポートを頼み、週6〜7日の塾通いだと、

月額で15万円以上の料金となる。

普通の課金ゲームだと「重課金」〜「廃課金」のレベルですね。

 

 

いわゆる「課金要素」としては、

①メインとなる塾

②サポートで使う個別指導・家庭教師

③書店で購入可能な教材(過去問含む)

④受験費用

⑤その他

が挙げられると思う。

 

④の受験費用は意外かもしれない。

ただ、

お試しの学校を受けられる数に差が出たり、

同じ日の受験校2つに申し込みをしておき状況によって受験校を変えたり、

あるいは合格の権利の保留のために一部を払うのに使ったり、

受験だけでも結構なお金がかかる。

中学入試でも1校につき1万7000円前後、

大学入試だと共通テストで1万8000円+利用入試でさらに1万7000円前後、

さらに一般入試では1校3万5000円前後。

第一志望の前に合格した抑えに払い込む場合の合格の保留には、

数十万単位が必要となってくる。

 

⑤のその他は色々。

例えば途中でかかる飲食代だったり交通費だったり、

通う年数にもよりますが、細かい費用がどんどんかさんでいきます。

さらに大学受験に向けては、

「私立中高」に通う場合には学校の授業料もかかってきます。

 

 

色々見ているうちに大体の費用をまとめた記事を見つけた。

※中学受験で私立中学へいき、大学受験を目指した場合。

小学校:基本250万円〜300万以上+私立の場合1年で約100万弱

中学校:基本300万(授業料・寄付金・入学金など)+塾代(70〜120万くらい)

高校:基本300万(授業料・寄付金・入学金など)+塾代(60〜250万くらい)

 

こうみると大分えげつない。

だけどこの記事で書かれていた塾代はまだ安い方なのかもしれない。

東進では夏休みだけで100万単位でお金がかかる場合もあるし、

個別指導の塾を利用した場合にはコマ数によってはもっと費用もかかる。

 

 

それでも「課金」をすることで、

各駅停車の電車ではなく、急行電車や特急電車に乗ることが出来る。

目的地が一緒だとしても、

限られた時間の中で辿り着くためにはその切符を買ってしまった方が可能性が高い、

というのが「2月の勝者」での話だ。

 

さて「課金」と聞いて、

気になる「ガチャ」の要素。(★1〜5として)

個人的には、

 

「良い先生と出会えるか」「良い塾と出会えるか」「塾のシステム」

「競争相手の有無」「良い仲間との出会い」「周りの雰囲気」

「自分に合う教材」「自分に合う学校」

 など色々あると思うけど、

 

一番大きいのは「良い先生と出会えるか」という要素だと思う。

結局、

塾自体の良さよりも何よりも、先生次第。

大手塾だと★1は少ないけど最上位以外は★5にも当たりづらい。

個人塾だと★1も★5も多い。

そんな感じで安定感は大手塾の方があるけど、

一人ひとりに合わせてくれる個人塾では★5にも出会いやすい。

個別指導だと差はもっと激しい。

学生がやっているならそもそも★3くらいが限界。

そういう感じなのかなと思う。

 

 

塾側がすべきことは簡単で、

期待に応え成績をあげることだと思う。

誠意ある対応をし、満足度を高め、きちんと受験合格まで導く。

 

気がつけば評価され、自分や塾のレア度は上がり、

みんなが使ってくれるようになる。

本当によく似ている。

 

ゲームでもそうだけど、

それぞれが持っているスキルも違うし、

元の力も全く違う。

環境によって使い勝手も変わってくる。

いつサービスが終了するか(=塾が閉まるか)だってわからない。

それでもユーザー(=今通っている生徒)のために、

出来る限りのものを本気で提供していくことが必要だと思う。

 

「課金」をしたから強くなるとも限らない。

だけどそれはゲームの話であって、

現実では、「課金」の有無に関わらず、

頑張っている生徒みんなが強くなって欲しいと心から思う。

 

僕も★6を目指して頑張ろう。

ありがとうございました。

「過去問の現状」×「点数と対応」×「川崎予備校とその後」

夏期講習が終わって2週間。

志望校の「過去問」に手を出し始める時期。

もちろん人にもよると思うので、焦る必要は全くない。

過去問の使い方や意味などについてはずっと話してきたが、

あくまで机上の空論だったので、

実際に今年の子たちの様子をご紹介。

 

一番調子の良い生徒は、

男子御三家の一つ「麻布」で合格最低点を超えた。

点数的にはバランスよく取れた感じだが、

正直この時期に第一志望で合格点を出せるのは本当にすごいし、驚きだった。

本人の喜びはもちろんのこと、

今までの勉強の方針があっていたとこちらも安心できる。

3月に偏差値45もなかった生徒ということを考えたらよく伸びた。

 

ちなみに「麻布」は合格最低点は意外に低い。

国・算60点/社・理40点の計200点のうち、60%取れれば大体合格で、

年によっては50%ちょっとで合格できるようになっている。

ただ問題の難易度は高いし、記述がかなり多く力がないと点は取れない。

逆に知識はそこまで必要ない。

もちろん最低限の知識は必要な上で、文章からよく考えればちゃんと解ける。

本当によくできた問題。

普段からちゃんと考える癖をつけさせているかどうかで分かれる。

 

 

逆に調子が悪い生徒は、

第一志望よりも偏差値が10以上低いところをやっているはずなのに、

合格最低点まで100点以上足りていない。

原因を探るのは難しいが、

100点以上足りていないなら大体の場合は、

算数の計算と一行題ができてない。

まずそこを直すべき。

後は国語の読解の仕方を変えたり、

社会・理科は基本の覚え直し(メモリーチェックレベル)が必要となる。

 

 

この辺りができたら後はメンタル。

「本気」で解かせないといけないし、

現状がピンチであることをちゃんと伝えないといけない。

泣くくらい悔しがらせないといけない。

その涙がいつか力に変わる。

 

ただ今の時期での「−100点」はやり方を間違えなければ、挽回できるから問題ない。

悲観するだけ時間の無駄だし、

別に志望校を下げる必要もない。

「ちゃんと受け止める」

これができるかどうかが分かれ目になると思う。

 

とまぁこんな感じで、

同じように授業をしてきても「過去問」を各々にやらせてみると、

いろんなパターンに出会える。

去年のやり方で上手くいったから今年も上手くいくかはわからないし、

その子どもごとに合ったやり方を模索することが必要だと思う。

一人ひとりをちゃんとみることの大切さが改めて実感できる。

大手だと偏差値通りにしか合格できないけど、

個人塾のようなところだと偏差値の逆転ができるのは、

こういうところに理由がある。

 

2月1日まであと140日。

無駄のないように少しでも効率よく頑張らせていきたい。

例え憎まれ役をしてでも、

受験後に一緒に笑えるよう、ぶつかっていく覚悟を持とう。

 

 

そういえば「川崎予備校」が8月末に廃業し、

早稲アカに基本的に委託をしたはずだったが、

そこで働いていた先生が「ジーニアス川崎校」に在籍してるらしい。

この校舎は9月に新規開校。

場所は川崎駅から徒歩4分。

カリキュラムとか教え方とか川崎予備校に似ている部分も多いとのことで、

残念ながら6年生の募集はしていないが、

4、5年生は少しは救われるのかもしれない。

受験生が救済されないのは本当にかわいそうだけど。

生徒のことを考える塾が多くなってくれればと心から思う。

また追っていきます。

 

 

さぁ月曜からまた1週間。

週末から4連休があるので、その辺りも上手く使わせたい。

たまには、ゆっくり気分転換でも良いかもしれないですね。

僕も頑張ろう。

ありがとうございました。

「才能の正体」×「集中力の質と掛け算」×「諦めずになすべきこと」

「才能の正体は集中力の質である」

 

『左利きのエレン』という漫画を読んでいて、

とても印象に残ったフレーズ。

 

「才能」は誰しもが欲しいし、求めてやまないものだと思う。

その才能の正体が

 

「集中の深さ」×「集中の速さ」×「集中の長さ」の掛け算

 

で求められる「集中力の質」であり、

ここには物理法則がきちんと存在していて、

選ばれた人間かどうかは関係ない。

 

 

「才能の正体」と言われれば、

ビリギャルの話にも出てきた坪田先生の著書が有名だろう。

その中で出てくる話でも、

 

「才能」は後付けの評価であり、

自分にあった動機づけと正しい努力の積み重ねによって、

自ずとついてきた「結果」の一部分を切り取ったものであり、

後天的に得るものである

 

と言ったことが書かれている。

これは「知恵バイアス」という心理学的効果があり、

この「結果から、人間が自分の記憶を改ざんする性質を利用」したものと言えるらしい。

結果が出た人を見て、

「あぁあの人は元から頭がいいんだ」とか「才能が違うんだ」とか、

挙句には「自分にはどうせ無理だ」と思ってしまうものらしい。

経験は誰しもあるのではないか。

 

 

さてこの2つの話。

「才能」って先天的なものではなく、

自身の努力と「結果の積み重ね」によって後天的に得られるものであり、

そこには「集中力の質」が本質的に関わるということで、

同じような話をしていると思う。

 

 

これってものすごく希望に満ち溢れていると思う。

 

だって。

いくらでも逆転ができる。

やり方次第で。

 

「深くするか」

「速くするか」

「長くするか」

 

バランスよくするのか、特化型にするのか、

伸ばし方も自由なのだから救いがある。

だって足し算ではなく「掛け算」なのだから。

 

でもそのためにやるべきこととして、

まずは自分の能力をしっかり見極めた方が良い。

そこで諦めずにどこまで出来るかで自分の「才能」が芽を出す。

最初からうまくはいかないけど、

ずっとやり続ければ型が出来るし、出来るまでやったら絶対出来る。

そこまで頑張れるかどうかだ。

この「諦めない才能」あるいは「努力できる才能」が育てば、

間違いなく世界が変わって見えるはずだからだ。

 

もちろん、大変なこともある。

少しだけ近道をするための方法として、

 

「頭のいい人の行動の完コピ」

「他人の成功体験ではなく、試行錯誤して自分に合う方法を見つける」

機械的に覚える「技」ではなく物事のコツを知る「術」を手に入れる」

 

ことが著書の中でも挙げられている。

自分には無理と思っていても何の意味もないのだから、

困ったら周りにいる自分より頭の良い人に聞けばいい。

受験だったら塾の先生がいる。

同学年の現時点で優秀な人もいる。

 

とにかくまずはまねる。

そこから考え学ぶ。

 

やる事はこれを繰り返すだけ。

愚直に。たとえ笑われても。

 

初めは不格好でもだんだんと形になれば、

周りの人は「才能があって羨ましい」というようになる。

そうやって獲得していくものが「才能」なのだ。

 

 

今過去問を解かせ始めて、

自分の能力に絶望を感じている生徒の様子を目の当たりにしている。

だけど今の点数なんか気にする必要はないし、

ここから集中力の掛け算と共に、

勉強し続ければ良いだけだと伝えようと思う。

「負けたら終わりではなく、やめたら終わり」と本気で伝えよう。

 

「才能」を後天的に獲得させる手助けのために、

僕は頑張るべきなのかもしれないと思った。

 

 

ただ最後に一つ覚えておくべきことが『左利きのエレン』の中に書いてあった。

それは、

 

「物理法則を無視する存在がたまにいて、

 それは「主人公」か「ラスボス」のどっちかだ」

 

ということ。

これも忘れずに胸に刻んでおかないといけない。

集中力の話も全ては物理法則の一つだから、無視できる存在はあって当然。

「例外」はどこにでもある。

だからと言って諦める必要はない。

自分の人生の主人公は自分自身なのは間違いないから。

その可能性を秘めているのかもしれない。

 

明日も頑張ろう。

ありがとうございました。

「やる気スイッチ」×「今からの中学受験」×「お金の意味と希望と絶望」

今日は、人から聞いた話で、

なるほどなぁと思った話をご紹介。

 

人にはやる気スイッチが3つある。

 

大きな夢を叶える「希望」

「絶望」な今を変えたいという思い

お金や異性等に対する「欲望」

 

これらが一人ひとりのやる気を引き出す原動力となり得ると。

どれがトリガーになるかは分からない。

だけど誰にでもあるはずのスイッチ。

 

確かに…と思ってしまった。

 

僕の好きな歌に「億万笑者」という歌がある。

そしてその歌詞に、

「明日に希望を持ったものだけに絶望があるんだ」というものがある。

「希望」がなければ「絶望」はないし、「絶望」があるから「希望」もある。

「希望」を持ちたいという「欲望」があるから「絶望」も増える。

相反するものであるからこそ、

どれもが互いに原動力になるということだと思う。

 

その中でお金って人が作り出したもので特殊なものに思える。

では何のために必要なのか。

この答えは昔見た漫画に載っていた。

 

「お金は、お金よりも大切なものを守るためにある」

 

ということなのだ。

だからお金を得ようと皆努力し、

お金を得た人はお金を使って違うものを手にする。

人の気持ちとか寿命とか、お金で買えないものはあるかもしれない。

だけどお金を使うことでたくさんのものを手にすることができる。

この「欲望」を求めた「やる気スイッチ」は確かに存在すると思う。

 

 

結局のところ人間は感情を持った生き物だから、

「感情」一つ一つが「やる気スイッチ」なのだと思う。

その中で「希望」「絶望」「欲望」が最も大きいということ。

もっと細かい枝葉に目を向ければ、

「楽しさ」とか「劣等感」とか「優越感」とか、

どれもが使い方によってトリガーになり得るということである。

 

それを知っていれば、

目の前でうまくいかず悩んでいる人に対して、

やる気を引き出すことができるのかもしれないと思った。

どの状態からでも逆転だできるという、

実に希望に満ち溢れた話だと思う。

 

 

さて。

もう一つは今日受けた質問。

今日は中学受験を6年生の今からすることについて質問された。

今行っている学校での人間関係に不安を覚えたため、というところで、

学校のテストでも真ん中くらいで果たして受験はできるのか。

 

結論。

「学校のレベルを調整すれば可能」だと思う。

ただし受ける学校をとにかく絞ることは必要。

国語は「読解」の練習と「漢字」をとにかくやり、

算数は「ベストチェック」と「計算」をやりまくる。

 

これで冬までには何とか戦えるようになる。

国語の語句系は学校によっては出るので、対策が必要だし、

算数は単元いくつかはスルーしても良い。

そうすれば50%くらいは取れるようになり得る。

それでも受かる学校はある。

ただし本気でやらないといけない。

 

今から中学受験をするという選択が、

正しいのかどうかは分からないが、

「絶望」な状況を変え、夢を求めた「希望」を持ちたいという「欲望」があるのなら、

それはやる気になる条件は揃っている。

だったら歩み始めるのを僕は進めたい。

茨の道の方が辛い分、達成感もある。

そして、できることなら「道中丸ごと楽しんでみて」欲しい。

 

今日はいろんな名言を集めた雑談でした。

明日も頑張ろう。

ありがとうございました。

「自習のやり方」×「先生の大切さ」×「塾の売り」

今日は成績アップのための方法を。

 

最近小学生の自習を見ていると、

ようやく少し変化が出てきたように思う。

 

最初は質問の仕方が「これ合ってる?」「これどう書くの?」と、

自分で答えを見ればわかるようなものばかりだった。

もちろん、甘えの部分はあるにしても

先生との関係作りだったり、

まずは質問する癖をつけるためだったり、

悪い部分ばかりではないのは間違いない。

ただまぁ正直先生が入って自習している意味は薄かった。

 

それが最近は、

「何でこうなるの?」とか「ここまではやったのだけど」とか、

「これはわかったけど他の問題も欲しい」とか、

考えた上での質問、あるいは提案型の質問に少しずつ変わってきた。

結局のところ大事なのはここなのかなと思う。

先生は「利用」するものだし、

そのために何よりも大切なのは自分で考えることだと思う。

そういう質問や姿勢が増えていれば成績は自然とついてくる。

出来ない生徒はいつまでも答えだけを聞こうとするか、聞かないかの二択。

これは毎年見ていて思う。

 

 

どうやったらそういう生徒に育っていくのか。

僕自身がずっと意識していることは

 

「全部教えないこと」

「教え込むでなく、一緒に考えること」

「きちんと叱り、褒めること」

 

まず。

全部教えると、子どもにとってはその場ではわかった気になる。

だけど身につかない。

だって聞いてそれを描いただけだから当然。

自分で復習をしない限りは身につくはずもない。

だから「遊び」の部分とでも言えばいいのか、子どもが考える余地を残すようにする。

答えまで教えず途中までしか言わないとかヒントだけとか、

あるいはその場では何もかかせず、自分でまとめさせるとか。

科目や難度、その子の現状など合わせて色々対応を変える。

これが上手くいけば、考えてから質問に来るようになる。

 

次に。

先生はつい「教え込む」ことをしてしまう。

分かるまで何度でも。

ただ子どもにとっては同じ説明を何度言われても分からないものは分からない。

段々とシャットダウンをしていってしまう。

そうしたらもうどんな言葉も届かなくなる。

だから上から目線で教えるのではなくて、

横で手を繋いで歩いてあげる感じ、あるいは自転車の後ろを持ってあげる感覚、

そんなイメージで「一緒に考える」

これが上手くいけば、子どもの表情に変化が現れる。

 

そして最後。

同じような質問を何度もしたり、集中力を欠いていたりする場合には、

きちんと叱る。

そこを生徒に嫌われたくないからとか叱るの嫌だからとか、

そういう理由でなぁなぁにしてしまうと、

間違いなく子どものためにはならないし、本気で伝え続ければちゃんと伝わる。

逆に質問の質が変わってきたり、頑張りが見えたりした時には、

きちんと褒める。

なんだかんだ褒められて嫌な子どもはいないと思う。

これが上手くいけば、子どもとの信頼関係が結べて自分の話が通る。

 

「自習」が上手く使えるようになると成績は伸びる。

だから自習に入る先生の役割はとても大きい。

個性もきちんと意識して、

一人ひとりに合わせて自習を見れる先生が増えればと思う。

ただ人数が多ければ多いほど目は行き届かなくなり、

やっぱり「ひいき」のようなものも出始めてしまう。

だから自習を売りにするなら、1人に20人でもだいぶ限界。

それ以上になるともう一人ひとりは見ていない。

慣れていたり、相当レベル高い人は別だけど。

よく考えた塾選びをして欲しいと思う。

 

僕も頑張ろう。

ありがとうございました。