受験×勉強×塾

初めまして!学習塾の中で教育に携わる一人として受験関係を中心に、色々考えていきたいと思います。よろしくお願い致します!

栄光大量閉校の実態×いつ塾を始めるか×夏期講習

コロナの影響で栄光ゼミナールが大量閉校しているらしい。

6月末→7月上旬で東京だけでも50校弱、

首都圏で見てみると110校以上が夏前に閉校という事態。

予告なく夏休み前に突然閉校という校舎も多いらしい。

元々コロナに対しての対策が他の大手に比べ遅れていましたが、

振替授業に関する方針や規約も突然変更がされたり、別校舎に行かせたり、

とにかく子どものことを考えた対応には思えない。

SAPIXの取った「量も質も薄くなって授業料据え置き」作戦もどうかと思ったけど、

栄光の対応はもっとよくない。

信じてついてきてくれた生徒、特に受験生のことどう思っているのだろう…。

 

なんだかなーと思う。

受験を始める時期についてよく聞かれる。

塾業界の1年は基本的に2月からスタートする。

これは受験が2月にあるから。

そこがゴールだからスタート地点。

カリキュラム的に一番入りやすい時期は2月、

あとは講習の時は復習内容をやることが多いから3月・7月。

 

3年生の間は受験勉強への準備期間。

4年生から本格的なカリキュラムがスタート。

4年生からやっていれば各講習時・5年生時・6年生時と何度も繰り返すので、

内容が身につきやすいのは確か。

6年生から始めるとなると4科目全部は、

自分でやる意志があって暗記が得意でないとしんどい。

 

ざっくりしたイメージはこんな感じだと思う。

もちろんどこからやっても不可能ということはないし、

目指す学校にもよると思うから人それぞれでいいと思う。

それでも、ある程度の上位校を目指すのなら、

4年生の2月か7月、あるいは5年生の2月が始めやすいラインで、

遅くとも5年生の7月頃には始めておけると良いと思う。

6年生の夏からやるなら、本人が余程出来る場合を除いては、

思っているよりもランクをかなり下げる覚悟はしておいた方が良い。

それでも受からなくはないと思う。

 

つまりは夏期講習の活用の仕方が受験にとって大きな意味合いを持つということ。

だから栄光がこの時期に大量閉校というのはよくないと思ってしまう。

みんなが子どもをしっかり考えてくれる、

自分に合った塾をしっかり見つけてほしいなと改めて思った。

僕も頑張ろう。

ありがとうございました。

 

※ちなみに都内で閉校と思われる校舎。

【東京23区】41校

V板橋本町、大岡山、V大岡山、大塚、V大塚、V尾山台北赤羽、V北赤羽、小岩、V小岩、高円寺、SL桜新町石神井公園、V石神井公園白金高輪、V白金高輪新井薬師、V新井薬師、祖師谷大蔵、V祖師谷大蔵、竹の塚、V竹の塚、V千歳船橋、V月島、田園調布、V田園調布、西馬込、V西馬込、SL練馬、練馬高野台、V練馬高野台八丁堀、V八丁堀、V富士見台、保谷、V保谷V町屋、門前仲町、V門前仲町、両国、V両国

【東京都下】11校
V久米川、豊田、V豊田、西国分寺、V西国分寺福生、V福生、東小金井、V東小金井、東村山、V東村山


コロナ×勉強の極意×才能と努力

こんばんわ。

コロナの人数がえげつない感じになってきましたね。

「検査数を増やしているから」「重症者は少ないから」

と論点をすり替えていますが、

もっと真剣に対策を考えるべき事案なはずです。

経済的な面を何とかしないといけないのは確かですが、

それならそもそも人数なんて発表しなければ良い。

散々人数で煽ってきたなら、それに対する責任は取るべきだと思います。

心理的に限界を迎えつつあり、いつ崩壊してもおかしくはない。

そしたらもう経済どころの話ではないと思います。

大雨も大変な被害になっていて、

下らない責任争いよりも、もっと国としてしっかり動いて欲しいです。

 

 

長くなりすぎましたが、

夏期講習前の状況。

6年生の算数の成績に変化が出てきました。

一番伸びている生徒は、

聖光・慶應は8割くらい、芝・サレジオ攻玉社・市川は9〜10割取るように。

5月過ぎでようやくプラスワン問題集ギリギリくらいのレベルだったのに…。

指数関数的な伸びをしてくれています。

本当に子どもの成長に驚くばかりです。

 

一方で伸び悩んでいる生徒もいます。

下剋上算数」をひたすら解いているものの、

首都圏模試でも偏差値50に乗らない。

毎回真面目に解いているはずだし、60回くらいまでは何度も解いている。

それなのに模試では解けず悩んでいる。

 

今日、たまたま後者の保護者と話す機会があり、

その中で聞かれたのが

 

「何がそんなに違うんですかね?」

 

という質問。

正直、めちゃめちゃ答えづらい質問だと思う。

「才能」と言ってしまえばそれまでの部分を感じる瞬間は正直ある。

そんなものは関係ないという人がいるかもしれないけど、

各生徒が持つ力の差はやっぱりあると思う。

 

だけど、それはそれ。

 

少しでも出来るようにさせるのが塾の先生だし、

保護者も当然それを望んでいる。

頭の出来とかそんな言葉で納得いく人はいないと思う。

 

 

僕の今日の答えは、

 

「問題を楽しんで解いているかどうかだと思う。

 出来るようになっている子は、正解したら嬉しいし、次の問題を楽しそうに解いている。

 間違っていても何度も立ち向かっている。恥とかも関係なく。」

 

ということを「本気」で伝えた。

保護者の方もなるほどなぁと仰っていた。

 

僕個人としてはこの「楽しさ」が勉強にとって一番大事だと思う。

これがあれば、自力の差も埋められる。

 

結局のところ、

才能がある人が「1を聞いて10を知る」というのなら、

才能がなくても1を積み重ねて、10倍努力して、同じ10になれば良いわけで。

1回に0.1しか積めないなら100倍努力すれば10になる。

思っていたよりずっと単純。

それが出来ない、やりたくないなら目標を変えるべき。

 

そもそも受験だけを考えれば、

別に1位にならなくても合格枠に入れば良い。

思っているよりずっと楽。

そして入ってからまた伸びればいい。

 

だったら道中楽しく行った方が絶対良いと思う。

その楽しさをちゃんと伝えられるようになりたい。

そしてそれは「本気」でこそ伝わるものだと思うから、

明日も全力でぶつかりたい。

ありがとうございました。

コロナ倒産の真価×「詩」×国語の成績アップ

こんばんわ。

コロナ関連の倒産が300件以上。

そのうち6月が最多で110件以上らしい。

段々と影響が大きくなってきているのはもちろんだけど、

ここに入っていない倒産や閉店を含めたらそんな件数では済まないと思う。

 

ちなみにこの中に学習塾業界は入っていない。

思っているよりも業績が悪くなっていないということなのか、

まだ耐えられているだけなのか。

恐らくだけど例年に比べて4〜6月の入塾者・問い合わせ者は激減しているはず。

こんな時に行きたがらないのは仕方ない。

Zoomとかでのオンライン系をうまく使った塾は別かもだけど。

もちろん東京都の休業要請2回目も来てもおかしくない。

真価が問われるのはもう少し先ってことなのかな…。

塾として出来ることをしっかり考えていかないと。

 

それはさておき。

今日の国語の授業。

4年生に「詩」のイメージをさせるのってすごく難しい。

中学受験を踏まえると、「詩」が出る学校は少なくなった。

女子校だったり、筑駒とか青山とか日大(日吉)とかは毎年出てた気がするけど。

割合としては大分少なくなっているので対策の必要性も何とも言えない。

 

ひとまず最低限の表現技法や形式を例と共に教えていく。

「直喩・隠喩」「擬人法」「倒置法」「体言止め」「反復法」「対句」

「口語詩」「文語詩」

「自由詩」「定型詩」「散文詩

「連」

 

・・・そりゃこんなに頭にいっぺんに入らないよね。。

「叙景詩」「叙情詩」「叙事詩」は諦め先に進む。

 

だけど詩を読んでも情景が浮かんでない。

「雪の下の植物のおしゃべり」とは?

「鋭い矢」が表現しているものは?

など、そのままの意味で捉えてしまう。

僕の頭の中のイメージをどう伝えていくかが本当に困難。

ヒントの部分を教えるのはもちろん、

絵を描いてみながらすすめて少しずつ伝えていく。

 

不思議なもので1つわかると次の詩でも何となく読めたりする。

そういう子どもの成長って見てて面白い。

そして説明がうまくいったのかなぁと思って期待して、

3つ目の詩で全て裏切られる。

まさに一進一退。

 

わかったのは、「言葉」の世界を広げることが、

小学生にとってはとても大事だということ。

自分の持つ経験と言葉はつながっていきます。

ぜひご家庭で色んなものを見せてたくさん話を聞いてあげて欲しいなと思います。

それこそが国語の能力を上げる1番の近道だと思います。

 

明日も頑張ろう。

ありがとうございました。

コロナ禍の都知事選×投票率の低さ×託す未来

こんばんわ。

東京都知事選が一応の終わりを迎えましたね。

投票率は55%くらい。

 

…どうみても低い。

その中で得票率90%以上を取っても都民の過半数を超えない、そんなレベル。

これで本当にいいのだろうか。

 

一番の疑問は、

「コロナ」を配慮して投票所に行かなくていい仕組みを作っていないこと。

詳しくは知らないけど、「公職選挙法」とかで定められているのだとは思うけど、

緊急事態宣言まで出して、

普段と違ったことをやっているのだから、

本気で取り組んでいればできなかったはずはないと思う。

都知事選の日程は決まっていたわけだし。

自粛期間のうちにいくらでも考える事はできたと思う。

 

結局のところ、

「本気で」コロナ対策をしようという気持ちよりも、

目の前の経済を回すことだったり、

自分たちに都合の良いことだったり、

そういうことを考える方に注力しているのかなと今回の都知事選を見ていて強く感じた。

国やそれを動かす人を取り締まれるものが欲しいなと思います。

 

そのための選挙の意味合いはあると思うので、

少なくとも投票に参加して、それから文句を言うべきだとは思う。

現状、残りの45%の人が、

一人の人に入れればその人が当選できるのだからやれることはある。

選挙はそもそも100%に近い人数が参加してこそ、本当の意味があるはず。

 

ネットで本当に簡単に投票できるようにすれば、

10〜20%くらいは投票率を上げられると思う。

それに加えて、

投票した人にメリットがあるようにすればいいと思う。

本当は投票しなかった人にデメリット…と思うが、あくまで投票は権利なので、

今はメリットの方がしっくりくるかなと思う。

具体的には、

「今回のような事態になったときに、給付金を受け取れるのは投票に参加した人だけ」

「色んな申請が通りやすくなる(ローンとか)」

「税金がほんのり安くなる」みたいな。

そういう「利」があれば人は動くと思う。

これで90%くらいの投票率は確保できるのではないかな。

法律的にできないのかもしれないし、

そもそもみんなが投票したら、不都合な人もいるから実現は難しいのだろうけど。

 

 

でも少なくとも、

今関わっている子ども達に、色んなことを考えられるようになって欲しい。

そしてその考えを画一的に否定する世の中になってはいけないから、

「常識」という壁があるけども、

それを打ち破った意見も大切にできる世の中にできればいいなと思う。

 

そのために、

まずはきちんと学び、知識を持たせ、意見をしっかり言うための基礎を育んでいきたい。

自分一人でできないことでも、

そうやってバトンを託していける仕事であるというのは、

とても素敵で心強いことだなと思う。

 

ぐだぐだで申し訳ございません。

ありがとうございました。

コロナの責任×考える力×「先生」のあり方

こんばんわ。

東京のコロナ感染者はいよいよ3桁で120人以上。

どう見ても東京のコロナ対策は失敗ですね。

何のための自粛だったのか…。

無意味な東京アラート。

守られなかったお飾りと言わんばかりのステップ1〜3。

毎回変わる指標。

 

一般の会社でこれだけのミスをしたら責任を取って解雇だと思います。

でも管理職とか上の人たちは上手く煙に巻いて、

自分の責任逃れをすると思います。

結局そういうのを日本は国として正式に許してしまっているのだなと感じます。

 

今の上の方の人達には期待しても仕方ない。

自分のお金のことしか考えていないのだから。

本当に残念だなと思いました。

 

 

そんな世の中を変えるためにも、

いろんなことをちゃんと「考えられる」子どもを育てていきたいですね。

 

単純な暗記も大事。

考えるにも、反論するにも、戦うにも最低限の知識は必要。

面倒だからこそ忍耐力もつけられる。

 

文章題も大事。

目の前にあるものをちゃんと処理して、ルールに則って考える。

そういう積み重ねの中でこそ解決力は育つ。

 

ひらめきも大事。

煮詰まった時、困った時、色んな視野を持っていることが強さになる。

そのためにいろんな問題に出会っておく。

 

そして一緒に学ぶ仲間も大事。

一人では戦えなくても、誰かがいれば戦える。力は何倍にもなる。

一緒に笑って心が休まる場所にもなる。

 

 

「先生」はただ「先に生きる」人のこと。

偉いわけでも何でもないと思っている。

 

むしろ先生なんて越えていかないといけない。

「進化」を考えれば当たり前。

 

僕自身が持っている力は小さいけども、

そうやって少しずつでも良い世の中に変わっていけばいいなと思う。

ありがとうございました。

偏差値のあげ方×「勘違い」×首都圏模試

今週末に第2回首都圏模試がありますね。

中学受験をする上で、夏前の総合模試として使う塾も多いはずです。

この偏差値次第で夏の過ごし方も変わってきます。

いわゆる一つ目の正念場。

受験生にとっては「超えるべき壁」です。

 

昨日お話した「2月の勝者」の中にも、

首都圏模試の算数の偏差値の取り方が載っていました。

簡単です。

 

「大問1〜8まであるうちの大問4までしか解かない」

 

要するに全部解こうとするのをやめて、

解くべき問題にだけ時間を使う。

予めやらない問題を設定することで不安な気持ちを取っ払う。

割り切りもできるし、

一つの方法としては正しいと思います。

 

僕自身が子どもに伝えているのは、

①大問1・2で全問正解を目指す。→60点

②大問3〜8の(1)を解く。→30点

③得意そうな大問で完答を目指す。→10点

これで100点を狙いなさいという内容です。

 

首都圏模試の算数は一問5点なのでどれを解いても一緒。

それなら解きやすいものを解くという話までは一緒だけど、

大問3・4の方が後ろの大問より簡単な保証はどこにもない。

人によっても得意は違う。

だから後ろまで目を通すべきだと思って伝えています。

 

まぁ模試が解けたところで志望校合格とはまた別問題です。

ただ点数が良い方が夏の充実につながります。

子どもにとって「出来た感」「自信」「成功体験」等メンタルは大事ですからね。

伸びる・化ける瞬間には欠かせないと思います。

ぜひ頑張ってほしいですね。

 

そういえば自分が持っている6年生理科のクラス、

3月に平均偏差値33くらいで受け持ったのが、今回は平均偏差値51まで来ました。

これが自信になってくれれば嬉しいですね。

「得意かも」と思い始めている生徒もいます。

初めは「勘違い」でもいいから、それが現実になればいいなと思います。

理科のあげ方はまたそのうち。

ありがとうございました。

2月の勝者×面談×過去問

こんばんわ。

コロナ対策への本気度は今も見えず、感染者数は増えていく現状。

上半期が一応の終わりを迎えましたね。

昨日も書かせていただいた通り、

学校開始→教員感染→子ども感染→爆発的に増える の流れはもう目に見えています。

教育業界もそろそろ崩壊を迎えるかもしれません。

 

そんな中、

6月30日に「2月の勝者 第8巻」が発売されました。

2月以来の新刊でしたが、やっぱり面白いし良く作られているなぁと思います。

まだ読まれてない方のネタバレにもなってしまうかもしれないため、

色々省いてざっくりの感想ですが、

10月頃の今後と志望校を見据えた面談は確かに重たいです。

 

僕自身は、面談するのが苦手でもなく、

1回の面談で30分以内を目標とすることが多いですが、

じっくり話を聞いて1時間以上になってしまうことばかりです。

 

「本当にこのままで大丈夫なのか?」

「どこも受からなかったらどうするか?」

「これから何をやったらいいのか?」

 

本当によく聞かれる質問ばかりです。

保護者の方にとっては「初めてのこと」ばかりですので、

不安になるのは仕方のないことだと思います。

 

僕自身がいつも意識していることは、

◯出来る限りの想定はした上で臨み、いくつもプランは用意。しっかり「提案」する。

◯不安は全部聞いて、その上で「大丈夫」と言い切る。

◯保護者よりも生徒目線で話をする。

◯偏差値だけでは語らない。

 

もちろん賛否はあると思います。

特に二つ目。

「大丈夫」と言い切って出来なかった場合はどうするのか。

怒られたり罵倒されたりしないのか。

 

僕個人としてはその責任を負ってでも、

「大丈夫」にするために覚悟を持って臨むようにしています。

子どもを全力で信じます。

もちろんやる内容や進め方など具体的な方法を示し、

自分自身もプリント作りや関わり方など全力を尽くします。

成績が足りてるからとか足りてないからとかはどうでも良くて、

子どもが本気で目指したいと思うならやり切らせます。

 

幸いにも第一志望に受からなかったお子様もいらっしゃいますが、

怒られるよりも感謝されることのが多いです。

本気でぶつかってくれたから、ちゃんと悔しがれてちゃんと喜べたと。

 

面談の機会以外にも、普段からも色々お話ししたり、

信頼がある程度あったからと言うのもあ理ますし、

保護者によっては上手くいかない部分もあると思います。

それでも真摯に向き合えば伝わるので、

全力でぶつかっていく熱意こそが大切だと思います。

 

最後の「偏差値で語らない」部分。

これは単純に偏差値にあまり意味がないと思うから。

2月の勝者にもあったように、

データとして信じてもらいやすい部分はあると思いますが、

それは大手だけができる手法。

 

それよりも問題との相性次第でいくらでも逆転は可能。

戦い方やメンタルによって合否は簡単に変わる。

だから偏差値だけでは語らないようにしています。

当日まで伸びますしね。

 

そう言う意味で過去問の使い始めが

2月の勝者の中では割と遅いなぁと思いました。

個人的には志望校については遅くとも9月終わりにはやってほしい。

早い子は夏の途中から始めている。

もちろん早く始めないと受からないわけではない。

でも過去問をやることには大きな価値がある。

特に小学生にとって。

 

今回は長くなってしまったのでここまでにします。

ありがとうございました。