『中学受験合格』×『塾講師の喪失感』×『後悔と感謝』
中学入試がひとまず落ち着きを見せました。
今年の動向や倍率等の話はまた別記事にとっておきます。
今回は自身の思いの吐露を。
まず自身の見ていた子どもたちがこのコロナ禍で無事に受験を終えられたことは、
とても幸せなことだと思います。
半年くらい休まずに、毎日ずっと一緒にやってきて、
子どもたちもそれに応えるように最後まで本当によく頑張ってくれました。
そして受験と合格発表。
塾講師が一番緊張する瞬間でもあり、
一番喜び感動する瞬間、悲しむ瞬間、充実感を得る瞬間、判断される瞬間、、、
と、この「瞬間」のために日々頑張っていると言っても過言ではない瞬間です。
今年主に見ていた子どもたちは、
全員が「第一志望」とはいかなかったものの、
後から偏差値を見て用意した「抑えの学校」に行くことになる人もいなかった。
そういう意味では客観的に見ればまずまずの結果なんだと思う。
ただ個人的には受からせることが出来なかった子どもへの悔いは残っている。
もう少しこうしておけば、とか。
他にもやれたことはあったんじゃないか、とか。
もちろんやるだけのことは全力でやっているし、
その時々で「これが一番正しい」と思う判断をしている。
それでも結果が出る度に、どうしても考えてしまう。
だけど保護者から「先生のお陰でここまでこれた」といった話をいただくと
少しだけ救われる気がする。
それに甘えてはいけないのだけれども。
ちゃんと振り返って反省して次に繋げることが僕に出来ることだと思う。
…とそんなことを考えている一方で大きな喪失感も大きい…
何というか燃え尽きたというか笑
本当によく頑張ってついてきてくれたから感謝しかない。。
その辛くも楽しい時間はもう終わっちゃったんだって。
だからこその喪失感なんだと思う。
ただまぁたくさんの笑顔と感動をもらったので、
何とか力に変えて頑張っていかなきゃな笑
本当にありがとう。
僕も明日からまた一歩踏み出そう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は受験パターンなども合わせて書いていければと思います。