受験×勉強×塾

初めまして!学習塾の中で教育に携わる「現役塾講師」の一人として、受験関係の話を中心に、塾の先生としてのあり方や良い塾の選び方、また勉強の方法などを日々考えています。自分にとっての戒めにもして日々精進…!記事タイトルの「」は塾業界等、『』は塾のリアルについて書いています。

『令和の虎』×『学ぶべきこと』×『受験生のメンタルへの覚悟』

「好事魔多し」

最近のお気に入りのチャンネルだった「令和の虎チャンネル」

そこの社長たちの中で賭けポーカーが発覚し、

その件に対して語られた中で岩井社長から出てきた言葉。

 

まさにその通りだと思う。

上手くいっていると思っていても、決して油断をしてはいけない。

表に出てきている情報だけで判断してもいけない。

関わる人が増えれば増えるだけ、そこには様々な感情も生まれます。

自身の考えが及ばないようなことも出てきます。

その中で何か事件が起きたのであれば、

きちんと自分で責任を取ることが大事なんだと思います。

もちろん場合によっては報告をすることも責務だと思いますし、

悪いことをしたのであれば贖罪をすべきと思います。

 

 

そうやって大人がきちんとした対応をしないと次の世代は育ちません。

自分達の利益ばかりを追い求めた、

嘘やズルで塗り固めた、

そんな真っ暗な世界を大人自身が見せてはいけないんだろうなと。

「立派な後ろ姿」じゃなくても

「裕福な後ろ姿」じゃなくても

傷だらけでも必死に頑張る「後ろ姿」を見せられるよう、

努力をしていかないといけないのかなと思う。

 

だからこその

「何とか乗り切って前を向いて進んで欲しい。逃げることなく。」

という言葉だったのかなと。

 

 

信頼は築くのには時間がかかりますが、失うのはあっという間です。

だからこそ、少しでも信頼を築けるよう、

僕自身も辛いことがあったとしても、

きちんと向き合って筋を通し、逃げずに頑張ろうと思いました。

 

本気で頑張っていれば、

子どもにもその姿勢は伝わっていくはずです。

中学受験において一番大切なのは「メンタル」だと以前も書きました。

気持ちの持ち方ひとつで結果は大きく変わります。

先生側が「本気で受からせる」という気持ちでやっている場合と

「仕事としてやっている」場合とで大きな差が出るのは火を見るより明らかです。

子どもの姿勢や気持ちを変えたいのなら、

まずは先生側が覚悟を決めないといけませんね。

油断をしてもいけない。

悪いことをしてもいけない。

ただ直向きに前に向かって進んでいく。

それでこそ「先を生きる者」なんですね。

 

 

何か失敗をしてしまっても、

すべきことは文句を言うことではなく、そこから何を学ぶかです。

「他人の振り見て我が振り直せ」とも言いますしね。

1日も早く全容が判明し、平穏な日々が戻ることを祈ってますし、

特に受験生の方への影響が少なければいいなと思います。

 

 

脈絡のない雑談回となりましたが、

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

次回こそ受験パターンなど書いていきますので、

よろしくお願い致します。