受験×勉強×塾

初めまして!学習塾の中で教育に携わる「現役塾講師」の一人として、受験関係の話を中心に、塾の先生としてのあり方や良い塾の選び方、また勉強の方法などを日々考えています。自分にとっての戒めにもして日々精進…!記事タイトルの「」は塾業界等、『』は塾のリアルについて書いています。

塾選び×映像授業とその他

前回は「個別指導」についてお話をしたので、

今回は「映像授業」「その他」についてお話をしていきます。

 

「映像授業」は最近すごく多くなっています。

最大手は東進ハイスクールなのかな…。

Z会だってやっているし駿台もやっている。

スタディサプリ、学研プライム、ブロードバンド予備校やベリタス…

本当に色々なもので今はあふれています。

YouTubeで公開してくださっている方もいます。

コロナの影響もあって、家から出られない今のような状況になっても、

自宅で勉強できるのはかなり強いかもしれませんね。

ただ、「映像授業」は塾に行かないとみられないものと、自宅でもみられるものがあるので、

よく考えることが大切です。

あとは各学校で契約している場合もあるのでうまく活かせるといいかもですね。

メリットは、

◯いつでもどこでも途中からでも何度でも好きに見られる

◯値段が圧倒的に安くコスパが良い場合が多い

◯映像授業として作られていて視覚的にわかりやすい授業が多い

◯塾でありがちな勧誘などはそこまで多くない

◯家でも見られるので安心感がある

デメリットは、

◯モチベーションの管理・計画の立て方がすごく難しい

◯わからないものがあっても質問できない

◯周りとの競い合いがないので立ち位置がわかりづらい

◯安定した回線など含めた環境作りが必要

◯大学受験以外はあまり作られていない

 

と言ったことがあげられると思います。

結局保護者や生徒からよく聞くのが、

映像授業だけでやっていても上手くいかないという話。

途中で寝てしまう、飽きてしまう、結局見なくなってしまう。

スタディサプリなどは内容的には良いものも多いのにもったいないです。

何回でも見られる分、あるいは安い分、

何としてもこの一回で覚えなきゃという感が薄くなるのだと思います。

だから結局管理をしてくれる人が必要になる。

だからそういうのを取り扱う塾に行くことになるけど、

その「映像授業」の良さを生かして管理できるような人材は一握り…。

だいたい塾の先生は自分のやり方持っているし、それに自信もあるので、

上手く認めて活かせないんですよね。。

なんだか勿体ない気がします。

上手くやる気のコントロールと、

モチベーション管理をしてくれる場所が増えればいいなと思います。

 

その流れに近いのが「その他」にあげるものです。

武田塾スタイルのような授業をしない塾があげられます。

値段少し高いなぁと思いますが、

自習ややるものだけ管理、時々質問答えるような感じで、

上手くいけば生徒のやる気が上がって上手くいくような感はあります。

結局勉強なんて自分がするかどうかですからね。

やるべきことやってれば合格はできると思います。

あとは授業をしないというのがどう受け入れられるかって話です。

 

あとは家庭教師って形も昔からありますね。

これについては依頼を受けることが多く、やらせていただいてます。

先生を独占できるという部分と自身のホームグラウンドという安心感はあると思います。

教材の印刷がその場でできないので、

やることがきっちり決まっていて目的がはっきりしていれば良いのかなと思います。

個人のツテ以外では、

家庭教師のトライ掲示板などで簡単に見つけられ、

上手く相性のいい先生が見つかると良いのかなと思います。

値段が言い値になるのでやりやすい部分はあるのかもしれません。

 

長くなってしまいましたが、

色々な形態について考えさせていただきました。

それではまた次回。ありがとうございました。