受験×勉強×塾

初めまして!学習塾の中で教育に携わる「現役塾講師」の一人として、受験関係の話を中心に、塾の先生としてのあり方や良い塾の選び方、また勉強の方法などを日々考えています。自分にとっての戒めにもして日々精進…!記事タイトルの「」は塾業界等、『』は塾のリアルについて書いています。

塾選び×先生の選び方

さて本日は塾の先生についてお話していきます。

 

集団の先生は、基本的には社員なりプロ講師なりがやっています。

そして上のクラスに行けば行くほど、

いい先生になっていくことが多いです。

これは大手に行くほど顕著になっていきます。

言い方を悪くすれば、下位クラスの生徒は「お客様」として見ていて、

それなりの先生を充てて特に期待もしていないということです。

だから中堅の塾は、

「教室長がすべて生徒に関わります」とか

「面談する先生と授業する先生が一緒なので安心してください」とか

一人一人を大切にしますと言って大手との差別化を図ろうとするわけです。

大体現場の良い先生が疲弊していきます。

そして段々個々人が蔑ろになっていきます。

何のための塾なんでしょうね。ほんとに。。

 

さて一方で、

個別指導は学生バイトがやっていることが多いです。

一部社員が入ることもありますし、

場所によってはプロ講師だけの所もあります。

結論から言うと学生講師のレベルは高くない場合が多いです。

 

理由は大きく3つ。

1単純に経験が少ないので出来ることしかできない

2塾側との間での縛り等とそれに対するストレス

3何よりも責任がない

だと思います。

一番の問題は責任がないので本気でない人が多いってことですね。

子どもが好きだったり教えることが好きだったりはあっても、

それでもやめたきゃいくらでもやめれるので、

最後まで貫ける人が少ないです。

まぁ社員も一緒ですけどね。

あとはストレスは地味に大変…やりたいやり方でやらせてもらえるか、

時給はどうか、個別担当との連携は?生徒との相性は?とか。

今の時代、ほんとに気をつけることが多いです。

 

ただ学生にも生徒側からしたメリットはあります。

多くの塾で言ってる「生徒との距離感」もその一つです。

これは諸刃の剣ですが…

あとは頭の良さは社員よりも学生のが上の場合もあります。

良い先生に当たればラッキーですね。

 

 

先生という観点から考えるとどちらの方が良いのかはわかりませんが、

個人的に街にある個人塾が一番良いのかもと最近思います。

なぜならフランチャイズでなければ、

塾である程度優秀だった人が会社のシステムに疑問を持って、

より良い形にしようと思って作っているからです。

 

結局は話を聞くときに先生についても聞くことが必要で、

それを含めて考えていくことが必要だと思います。

表面上良いことだけいう塾が多いので、しっかり見極めてほしいです。

ありがとうございました。