受験×勉強×塾

初めまして!学習塾の中で教育に携わる「現役塾講師」の一人として、受験関係の話を中心に、塾の先生としてのあり方や良い塾の選び方、また勉強の方法などを日々考えています。自分にとっての戒めにもして日々精進…!記事タイトルの「」は塾業界等、『』は塾のリアルについて書いています。

栄光の決算から見る「現実」×「対面とオンライン」×「次の一手」

コロナは一向に収まりを見せませんが、

なんだかんだ夏期講習の時期がスタートしました。

 

栄光はZOOMか対面かを選ぶ形だけど、

映像授業が半分残るという中途半端な対応。

映像だと早稲アカにもenaにも勝てないからなのかもしれないけど。

 

そうすると今まで働いていた学生バイトとかどうするんだろう。

先生の立場で言えば突然の解雇とかになってしまうのかな。。

生徒側の立場で言えば、自分の気にいいっている先生がいなくなったら、

良いことなんてないと思う。

あ、仮に社員の一部だけが授業をするようになったら質は上がるのかな…?

2020年3月で3億くらいの赤字も出ていたらしいので、

閉校と退塾の嵐で、レベルが高い社員は既にいなくなっているのかな?

 

ちなみに公表されている決算はそれぞれ3月時点で

2016年 18.59億円

2017年 13.73億円

2018年 11.39億円

2019年 6.32億円

2020年  −3.19億円

右肩下がりがひどい。

相当余裕もなくなっているのだろうなぁ。

むしろコロナにかこつけて教室長の立場の人の人員整理をしているのかも?

 

何はともあれ、子どもたちに被害がないと良いと思う。

そして子どもたちのために真面目に働いていた先生が損をしないようになればと思う。

 

あとは2021年度の新卒募集も6月8日に終えているのを見ると、

この時点である程度危なくなるのはわかっているから採用数を減らす一方で、

新卒の方がコスト面が抑えられるから募集をしているのかなと感じた。

闇が深いなぁ。

 

 

さて。

栄光の話は一旦横に置いておくとして。

「対面授業」はやっぱり大事。

夏期講習も始まり、改めて実感。

午前中に学校があるので、イマイチ夏期講習感はないけど、

それでも「こんなに時間が経ってたんだ」とあっという間に終わるみたい。

子どもの反応を生かしながら進められるし、

オンラインでは伝わらないものは小学生にとって大きいのだと思う。

 

ただコロナがまた人数増えていて、

オンラインが必要になることは十分有り得る。

その時に向けて、今までとは違った方法はないかなと考えている。

例えば、

こういったブログだったり、ツイッターだったり、インスタだったりを使って、

毎日時間帯を決めての更新をみながら問題をどんどん解かせていくのはどうなのだろう。

自分で問題集を解くのと作業は大して変わらないけど、

見られる時間帯を制限して、

直しまで含めてやったものをすぐに送信させるようにしたら、

管理もできるし、その時間に解かなきゃ自己責任にも出来る。

先生の解き方をきちんと伝えることもできる。

 

オンラインよりは少し余裕を持って問題解けるかなと。

周りの声も気にしなくて済むし。

通信費も少なくて済む。

後は誰でも見られるようにすることで、

塾の広告を合わせてしてしまってはどうか。

名が広がっていけばお互いにとってメリットが生まれてこないかな。

 

もちろんこれだけだとうまくいかない。

何かスパイス入れないと面白くはないし、オンラインの方がまだ良い。

子どもたちのためになるアイデアをどんどん探っていきたい。

 

明日も頑張ろう。

ありがとうございました。