「受験と特権」×「先を見据えた指導」×「成績を上げるコツ」
この連休でまた人がたくさん出ているのか、
久々に「渋滞40km」というニュースを目にしました。
コロナが2週間後に流行っていないことを祈るのみ…。
日本人の真面目気質、あるいは右に倣えの精神が出ているのか?
とまとまられていたけど、
それなら政策を立てる人たちはきちんとした方向性を示してほしい。
勉強面でも一緒。
入試要項や説明会の情報がだんだんと出始め、
大学入試では推薦系の受験がどんどん進み、
少しずつ「受験モード」になってきているのが現状。
その中でみんなと同じことをしていても成績は上がらない。
ちゃんと2週間後、あるいはもっと先を見据えて勉強をしているだろうか。
塾の先生側はその子をどう育てようとしているのか、
そのイメージが共有できていて方向性を示せているだろうか。
中学受験生に残された時間は残り133日。
思っている以上に時間は少ない。
だからと言って「今の」過去問の点数にそこまで気を遣う必要はない。
この時期に4科目で100点くらい足りなくても、
きちんと対策を積めばちゃんと受かる。
受けるのは2月の自分であって今の自分ではない。
「受験生は受験当日まで伸び続ける」
これは紛れもない事実だと僕は信じている。
本気でやっている人だけに許された特権。
当日のメンタルによる部分もあるけれど、
「逆転」を起こすことができるのはこの特権の力も大きい。
合格のために積み上げた努力に、
受験の神様が笑ってくれる、そんな感じ。
だから受験合格に向けた対策を道を間違えずに導けるかどうかは先生による。
「どうやって」受からせようとしているのか、
生徒・保護者はきちんと知るべきだと思う。
学校ごとの特色があるから、それに合わせた戦い方を教えるなり、
併願校をきちんと作って安心感を与えるなり、
出来る分野を増やし、武器を作るなり、
色んな方法がある。
戦略を立てて、少し先を見据えて今を過ごすことが大事だと思う。
一人。
5年生だけどすごく成績が伸びてきた生徒がいる。
6月頃、どの教科も偏差値45くらいのパッとしない感じで本人のやる気も今ひとつ。
特に社会・理科は平均にいったこともなく、
本人も「どうせ無理だし」とよく言っていた。
そこから少し手をうった。
今では首都模試レベルだけど算数・理科は偏差値65を超え始めた。
よくがんばったなーと思う。
偏差値はそれくらいすぐ上がると証明してくれた。
何がうまくいったのか。
思い返してみると
「声かけ・とにかく信じる姿勢」
「小さい成功体験の積み重ね」
「本人の学習姿勢」
この辺りの意識の仕方が本人にあっていたことが大きかったのかなと思う。
先の見据え方がうまくいった例だ。
本人は「私すごい」と言っていた。
その通りである笑
なんだかんだ自信に勝る武器はないのかもしれない。
みんなの成績をしっかりあげられるよう頑張ろう。
焦らず欲張らず一人ひとり。
ありがとうございました。